2012-11-14 第181回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
大臣は、自民党の意見を取り入れていただいて、十一月六日の記者会見で、ことしの冬も南氷洋鯨類捕獲調査を継続実施する、このように発表をしていただきました。感謝をいたしているところでありますが、シーシェパードは、ことしは日本の二百海里内に入って妨害する、このように豪語していると聞いております。
大臣は、自民党の意見を取り入れていただいて、十一月六日の記者会見で、ことしの冬も南氷洋鯨類捕獲調査を継続実施する、このように発表をしていただきました。感謝をいたしているところでありますが、シーシェパードは、ことしは日本の二百海里内に入って妨害する、このように豪語していると聞いております。
○伊東委員 それでは、私は四点、きょうは時間が四十分ですので、間に合うかどうかわかりませんけれども、酪農経営問題あるいは補給金単価、さらに、豪雪被害を受けた農業施設の復旧支援、南氷洋鯨類捕獲調査、また鯨の話をちょっとさせていただきます。その後、時間があれば、日豪EPAの話に入りたいと思うところであります。 先ほどから酪農問題、畜産問題、皆さんからお話が出ておりました。
それでは、時間も時間でございますので、次に、南氷洋鯨類捕獲調査、鯨についてお伺いいたします。 今般の調査期間中も、反捕鯨団体シーシェパードの活動家が、水産庁の監視船に乗り込んだり、また調査船に執拗にロープを垂れ流し、スクリューに絡ませようとしたり、あるいは発煙筒や酪酸入りの瓶を調査船団に投げ入れるなど、まさにテロ行為というような妨害活動を続けたのであります。
○説明員(森本稔君) 今、委員御指摘のとおりでございまして、昨年の第四十六回IWC年次総会で、南氷洋鯨類サンクチュアリーが採択されましたけれども、この決定はIWC科学委員会の意見も聞かず強行採決されたものでございまして、我が国としては、科学的根拠が全くなく、海洋生物資源の持続的利用を阻害するものと考えております。
したがって、南氷洋鯨類サンクチュアリーへの対応については、異議申し立て等を行うか否かを含めまして、このような我が国の基本的立場や国益を総合的に検討し、最善の結論を出してまいりたいと考えております。
南氷洋鯨類サンクチュアリー設定に対し条約による異議申し立てを行い、科学調査継続の保障措置を速やかに講ずべきだと考えます。また、北西太平洋におけるミンククジラの科学調査を計画どおり実施すべきだと考えますが、いかが考えられておりますか、お伺いをいたします。 以上をもちまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) 〔国務大臣羽田孜君登壇、拍手〕
国民各界各層の注目を集めましたが、結果としては、南氷洋鯨類サンクチュアリーの設定は回避されたものの、捕鯨再開は先送りをされ、我が国沿岸小型捕鯨に対するミンククジラ五十頭の暫定救済枠も否決をされてしまいました。ミンククジラは南氷洋に七十六万頭、沿岸に二万五千頭の生存が確認されています。海域全体では百万頭を超える生息が確実であります。
また、フランス提案の南氷洋鯨類サンクチュアリにつきましては、回避はされましたが、次回総会で再検討されることになりました。 一方、我が国の沿岸小型捕鯨に対する五十頭の暫定救済要求は遺憾ながら否決されましたけれども、次回総会で窮状緩和策を検討するとの決議が全員一致で採択されたことは評価できると思います。
我々も現在これに服する形で対応しておるわけでございますが、お話ございましたように、ことしは南氷洋鯨その他の三つの資源群につきまして、資源量についての包括的な見直しを行いまして、その結果に基づいて商業モラトリアムの見直しをする年に当たっておるわけでございます。
○政府委員(荒勝巖君) ただいまの鯨の件でございますが、今回の捕鯨会議の席で、アメリカが、最初は全面的な南氷洋鯨の捕鯨の禁止という形で、いわゆるモラトリアムという方式を持ち出してきたのでありますが、それに対しまして、関係各国並びに日ソを中心といたしまして、これには反対いたしまして、これはまあ否決というか、通らなかったわけでございますが、そのかわり、この問題のナガス鯨をとらえまして、ナガス鯨につきまして